日常生活を営むのに支障がある高齢者や障害者の自宅に訪問し、
入浴・排泄・食事などの生活介護や、炊事・掃除・洗濯などの家事援助などを行い、
自立した日常生活が送れるようサポートする仕事です。訪問介護員は
ホームヘルパーとも呼ばれています。
◎訪問介護員は、都道府県知事の指定する訪問介護員養成研修の課程を修了した者です。
受講資格
- 1級‥2級取得後1年以上経過した者
- 2級‥制限なし(自治体によっては3級を取得する必要あり)
- 3級‥制限なし
業務内容
- 1級取得者‥事業所に於いて「サービス提供責任者」として、後輩の育成指導、利用者とヘルパーとのコーディネーターなどができる。
- 2級取得者‥訪問介護に於いて身体介護・家事援助ができる。2級取得後の一定の経験があれば、「サービス提供責任者」もでき、老人施設に於いても身体介護が可能。
- 3級取得者‥訪問介護に於いて家事援助ができる。
ホームヘルパー 3級
家事援助だけ行うことができ、身体介護などの介護サービスができないので実用度が低いため、
この資格への需要はかなり少なく、3級の講習を実施する事業者や学校は殆どみかけません。
ホームヘルパー 2級
要介護認定を受けた介護が必要な高齢者や障害者の家庭を訪問して、
ケアプランに沿って、調理・洗濯・掃除・買い物など、日常生活全般の家事援助サービスや、
食事・排泄・入浴・着替え・体位変換などの身体介護サービスを提供します。
ホームヘルパー 1級
資格を取得することで、所属の訪問介護事業所において、サービス提供責任者(主任ヘルパー)として、
利用者宅を訪問するホームヘルパーの育成指導、利用者とホームヘルパーとのコーディネート等の業務に携わることができるようになります。