自宅の浴槽では入浴が困難な要介護者に対し、
移動入浴車などで、ポータブル浴槽を自宅に持ち込み入浴の介助を行います。
一般的に、介護職員2名と看護師1名で巡回し、入浴の前後に体温や血圧などを測り健康チェックを行います。
高齢者にとっては、入浴は身体に負担が掛かりますので、入念なチェックが必要です。
訪問入浴介護サービスを利用する場合には、主治医と充分に相談した上で、
介護サービス計画(ケアプラン)に従って行うことになります。
私の父は、目が見えないだけで、誘導さえしてもらえれば自宅の風呂に入浴できたので、
ヘルパーさん2人に対応してもらっていました。
介護保険の適用範囲もあり、週2回の利用でした。
病気などで寝たきりの状態だとお互いの負担はかなり大きいのだろうと感じました。
入浴時には、転倒の危険性や身体に急変が起こる可能性もありますので、十分な注意が必要です。
お湯の設定温度や入浴時間にも細心の注意を払いましょう。
冬場は特に風呂場、脱衣場、部屋の温度差に気を付けなければなりません。