高齢者の生活機能低下を招かないよう、
介護予防のトレーニングを指導することにより、要介護状態になることを防いだり、
健康な状態を保った生活を作り出します。
介護予防運動指導員は、財団法人東京都老人総合研究所(老人研)の研究成果に基づく介護予防のための
運動指導等の能力を有するものとして、老人研が保有する予防介護のための各種プログラム、
高齢者の筋力向上トレーニングなどを実践することができ、財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団が認めたものです。
◎介護予防運動指導員の定義
「介護予防運動指導員」とは、介護予防主任運動指導員等による講習を受講したのち、
老人研から認定を受けた者で、老人研が保有する各種介護予防プログラム、
高齢者筋力向上トレーニングなどの事業を実践する。
◎資格取得対象者(次の資格を有する者)
- 理学療法士・作業療法士
- 介護支援専門員・介護福祉士
- 健康運動指導士
- 柔道整復師
- ホームヘルパー2級以上で、実務経験2年以上の者 等
◎介護予防運動指導員の業務内容
- 介護予防プログラムの実施
科学的根拠に基づく、高齢者運動トレーニングプログラム、転倒予防プログラム、尿失禁予防プログラムを実施できます。
- 介護予防検診の実施
簡易型老年症候群スクリーニング『おたっしゃ21』健診を実施できます。
- 介護予防の事前評価・事後評価
介護予防プログラムの効果を明らかにするための事前評価・事後評価をすることができます。
- 介護予防プログラムの立案
事前評価に基づき、個別の介護予防プログラムの立案することができます。
- 専門職との連携
医療・保健・福祉の専門職と連携した対応ができます。