福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者の方々により安全で快適な住環境を提案しサポートします。
福祉・医療・建築など幅広い知識を持ち、各分野の専門家と連携しながら、バリアフリー住宅の新築・住宅改修プランなどをコーディネートします。
≪福祉住環境コーディネーターの主な仕事≫
- 福祉施策、福祉・保険サービスなどの情報提供
- 介護保険制度での住宅改修プランに係わるケアマネジャーとの連携
- 福祉用具・介護用品・家具などの選択と利用方法のアドバイス
- バリアフリー住宅への新築・建て替え・リフォームにおけるコーディネート
≪福祉住環境コーディネーター 検定試験≫
福祉住環境コーディネーター資格は1級〜3級まであり、1級は年に1回、2・3級の試験は年に2回行われます。
検定試験は例年5〜7月の間のいずれか(2・3級)と11月(1〜3級)の年に2回行われています。
≪各級の合格基準≫
- 1級
3級・2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、さらに安全で快適なまちづくりへの参画など、幅広い活動ができる能力が求められます。2級に合格していることが条件です。
- マークシート方式
- 制限時間:マークシート方式(前半)2時間・記述式(後半)2時間
- マークシート方式・記述式各100点満点で、各70点以上が合格
- 2級
3級レベルの知識に加え、福祉と住環境等の知識を実務に活かすために、幅広く確実な知識を身につけます。また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力が求められます。
- マークシート方式
- 制限時間2時間
- 100点満点で、70点以上が合格
- 3級
福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識についての理解度が確認されます。
- マークシート方式
- 制限時間2時間
- 100点満点で、70点以上が合格