ホームヘルパーが、介護等を必要と認定された方の家庭を訪問し、
食事・入浴・排泄などを介助する「身体介護」や、掃除・洗濯・買い物・調理などの「生活援助」を訪問介護計画(ケアプラン)に沿って行います。
訪問介護サービスの利用に際しては、日常生活や身体の状況・希望などをケアマネージャーと相談の上、
適切なケアプランを立ててもらいましょう。また、老人ホームなどの施設で受けることも可能です。
要介護度に応じて介護保険の適用範囲が定められているので、ホームヘルパーの訪問回数や訪問時間が限られており、
要介護認定のズレのよって、時間が足りなかったり、ゆったりとしたサービスを受けることができたり、隔差を感じる場合があります。
ホームヘルパーさんも慣れるまでは作業効率が悪かったり、人によって介護に対する方針が違ったりするので、
人間関係ができるまでの間は戸惑うことも多いでしょう。
父も約半年間、訪問介護のお世話になっていましたが、衣服の着脱を例にとってみても、
ほとんど着替えをしてくれる人もいれば、本人のリハビリのためといって手を貸さない人もいるので、
口論になることもしばしばあったようです。
複数のホームヘルパーが対応することは、仕方のないことですが、買物の方法・衣類の保管場所・料理の味付けやご飯の硬さなど、
個人差があり、きちんと把握してもらうまで、人が入れ替わるごとに何度も同じことを言わなくてはならないので大変だったみたいです。
でも、長いお付き合いになる可能性が高いので、お互い良好な人間関係を築くことが、重要課題だと思います。
そのためには、あまり遠慮せず、きちんと要望や考えを伝え合うことが不可欠ではないでしょうか。