在宅医療サービスの一つで、主治医が計画を立て、患者の自宅を定期的に往診してくれるのが
訪問診療です。
基本的に主治医1名・看護師1名が訪問します。
患者の病状に応じて訪問する頻度に違いはありますが、通常は月1〜2回程度です。
病状によっては毎日往診する場合もあります。
また、定期の訪問診療以外に、発熱や腹痛など急な症状が出た場合、臨時の往診をしてくれたり、
日曜・祝日・夜間または緊急時に備えて24時間体制で対応してくれる診療所もあります。
ちなみに、私の父親も訪問診療を利用しています。
盲目なので、通院が心身共に困難であることが理由です。
現在、内科に関しては特に大きな病気はしておらず、下剤と導眠剤を服用している程度なので、2週間に一度の訪問診療です。
特に悪いところがないので、いつも15分程度の診察です。
薬が出た場合は、訪問診療後に院外処方箋を発行してもらえます。こちらが希望する最寄の処方箋薬局にFAXしてもらい受け取りに行きます。
処方箋薬局から薬を届けてくれる制度もあるようです。
気になる医療費ですが、目安としては下記の通りです。
◎1割負担の場合、月2回の訪問診療で、約6,000〜7,000円程度の負担になります。
◎交通費は現在加算されていません。
◎老人・高齢者医療証がある場合は負担額に上限があります。(下記参照)
- 1割負担の方
老人・高齢者医療証がある方・・・月12,000円が上限
標準負担額減額認定証がある方・・・月8,000円が上限
- 2割負担の方
老人・高齢者医療証があり、一定所得以上の方・・・月40,200円が上限
- 3割負担の方(国保・社保等)
往診の内容・回数などにより様々です。
※診療所や自治体により異なると思いますので、詳細はお住まいの地区の各機関へお問い合わせください。
◎参考ブログ >>
- 訪問診療
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