言語聴覚士資格

言語聴覚士とは？「在宅介護の道しるべ」

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言語聴覚士について

言語聴覚士（Speech Therapist ； STとも呼ばれています。）とは、言語聴覚士法で定められている国家資格の名称で、病院・福祉施設・リハビリテーションセンターなどにおいて、言語機能や聴覚に障害を持つ方に対して、コミュニケーション能力が向上するよう、指導・訓練のサービスを行います。摂食・嚥下の問題にも専門的に対応しています。

歴史は比較的新しく、1997年（平成9年）に言語聴覚士法が制定され、国家資格制度が誕生しました。かつては、言語治療士・聴能言語士等とも呼ばれていました。

≪参考文献≫
言語聴覚士法第二条（定義）

この法律で「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。

≪仕事内容≫
言語聴覚士が支援している分野は、失語症・音声障害・聴覚障害・言語発達障害・嚥下障害など多岐に渡ります。

医療専門職（医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士など）保健・福祉専門職（介護支援専門員・介護福祉士・ケースワーカーなど）心理専門職などと連携して行っています。

言語聴覚士国家試験
厚生労働省医政局監修で言語聴覚士法第30条に基づいて行われます。厚生労働大臣の委任を受けた財団法人医療研修推進財団が試験及び登録に関する業務を行っています。

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