ホームヘルパー3級は、家事援助だけ行うことができ、身体介護などの介護サービスができないので実用度が低いため、
この資格への需要はかなり少なく、3級の講習を実施する事業者や学校は殆どみかけません。
現在は、家族介護に携わる人を対象に自治体が中心となって行っています。
≪厚生労働省通知文≫
3級課程の講座は、2級課程ヘステツプすることを前提とした
ホームヘルプサービス事業入門研修課程とし、ホームヘルプサービス事業に従事するに当たって
必要な知識と技術のうち基礎的なものを修得することとする
≪受講内容≫
介護や福祉に関する基本的な知識を身につける目的でカリキュラムで、研修時間は合計50時間と規定されています。
- 講義25時間(社会福祉に関する知識・ホームヘルプサービスに関する知識と方法)
- 実技17時間(共感的理解と基本的態度の形成・介護技術入門・ホームヘルプサービスの共通理解)
- 実習8時間(在宅サービス提供現場見学)
ホームヘルパー2級ヘステップアップする際には、3級を受講していると26時間分の該当科目が免除されます。
ホームヘルパー2級
要介護認定を受けた介護が必要な高齢者や障害者の家庭を訪問して、
ケアプランに沿って、調理・洗濯・掃除・買い物など、日常生活全般の家事援助サービスや、
食事・排泄・入浴・着替え・体位変換などの身体介護サービスを提供します。
ホームヘルパー1級
資格を取得することで、所属の訪問介護事業所において、サービス提供責任者(主任ヘルパー)として、
利用者宅を訪問するホームヘルパーの育成指導、利用者とホームヘルパーとのコーディネート等の業務に携わることができるようになります。