母の入院〜大き過ぎたショック
約20年前、母が大病を克服し、奇跡的な復帰を遂げてからと言うもの、
父は母に対して本当に優しくなり、慎ましやかな生活を送っていました。
そんな両親に、またもや突然の悲劇が訪れたのです。
母が脳内出血で入院。詳細は母の闘病記のページに記してありますが、
高齢になり、生活に不安を感じ始めていた矢先の出来事だったので、
父は大きなショックを受け、しばらく寝込んでしまいました。
さすがにこの年齢での脳内出血は、父にとって衝撃的だったに違いありません。
弱気な発言が目立つようになり、体力も気力も見る見る衰えて行くのが分かりました。
病は気からと言いますが、弱気になると、こうも急激に衰退してしまうものかと思いました。
タバコを止めて約20年、最近では酒も嗜む程度にまで量が減り、
健康面ではだいぶ改善されて来ていたのですが、数年前から眼の病に侵され、
白内障で入院、手術を受けた後も、どうもスッキリせず、
そして今度は緑内障と診断されたのでした。
眼の内部の眼圧が高まって神経が影響を受け、視野が欠ける病気で、
途中失明原因のトップと言われています。
この頃から父の眼に大きな変化が現れたのでした。
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緑内障の悪化〜筋力低下が著しく、閉じこもる