訪問介護にも慣れてきた頃、気分転換も兼ねて、デイサービスを利用してみてはどうかと言う話になり、
父も積極的な気持ちで臨むことになりました。
ジャージや靴なども新調し、意気揚々と施設に向かったのですが・・・
夕方5時頃、帰宅して来ました。しかし、かなり疲れた表情をしています。
ゆっくり感想を聞くことにしました。
まず、施設に到着してから体温や血圧などを計測し、健康面のチェックをします。
そしてすぐ入浴するのですが、あまりにも短時間で流れ作業のため、満足できないとのことでした。
どうも、丁寧に洗ってもらって、ゆっくり湯船に浸かれるものだと期待していたみたいです。
大人数のお年寄を限られたスタッフで世話するのですから、そんなわけないですよね(笑)
レクリエーションの時間も、隣に居る人の顔が見えないので、話し掛けることもできず、
かえって孤独感を味わったと言います。また、スタッフの方も父の眼が殆ど見えないと認識している人が少なく、
充分な配慮が無かったと言っていました。
デイサービスは、いわば団体行動の側面があるので、食事の時やトイレに行きたい時、
数少ないスタッフの方に申し出るのも、つい遠慮してしまうと言ってました。
帰りの車中でも、外の景色が分からないので、緊張して車酔いするし、巡回路が最後の方だと、
車中に居る時間が長くなるので、疲労が増すばかりだと苦言していました。
話を聞いていると、悪いことだらけで、メリットがないような印象を受けました。
まあ初回だし、徐々に慣れてくれればと思いながら励ましたら、本人ももう少し頑張ってみると言ってくれたので、
継続することにしました。
その後、2回利用したのですが、かなり苦痛だったようで、残念ながらリタイアすることにしました。
母はあれほど喜んでいたと言うのに。。
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身体障害者認定〜視力障害2級に認定