母のデイサービスでお世話になっていた施設のケアマネージャーさんに連絡を取り、
自宅を訪問して頂くことになりました。
経緯説明し、相談したところ、まずは介護認定の申請をすることになり、
近々調査員さんに来て頂くことになりました。
調査は数十項目に及びます。結果は要介護2。
早速ケアマネージャーさんにケアプランの作成を依頼します。
要介護度の範囲内のサービスになりますので、どの程度のことまで対応可能なのか、
じっくりと相談します。とりあえず平日の午後から2時間、ホームヘルパーさんに来てもらい、
買物、洗濯、掃除等の生活介助をお願いすることになりました。
我々兄弟は、週末をカバーします。
ここから父の介護生活が始まるわけですが、既に人の顔がハッキリ識別できない程、
緑内障が悪化していました。
そのため、ヘルパーさんの顔がぼんやりとしか見えず、相手の表情を読み取ることができないので、
最初はかなり苦労したようです。
また、来て頂くヘルパーさんも、できれば同じ人に来てもらう方が助かるので、
ケアマネージャーさんにはその旨希望を出していたのですが、実際は、5人のヘルパーさんが
入れ替わり立ち代わりで来られました。人手不足でやりくりが大変なんでしょうね。
初めて来る人には、段取りの説明をしなくてはならないので、
毎回同じことを説明しなければならず、父は疲れていました。
人によって当然性格も介護に対する考え方も違うので、
最初の1ヶ月は、人間関係を築くのにかなり神経をすり減らしたようです。
また、父は相手の表情が見えないので、タンスの引き出しを開けられたりすることに慣れるまではかなり抵抗を感じていたようです。
自分の考え方と相手の考え方に食い違いが生じ、よく口論にもなったみたいです。
非常に神経質で、自分の思い描いたように事が進まないと、遠慮なしに文句を言う性格なので、
人とぶつかることは日常茶飯事です。
合わないヘルパーさんがいたら、その旨申し出て
入れ替えてもらうことも可能なようですが、父の場合は逆にヘルパーさん達から総スカンを食らってしまい、
誰も介護しに来てくれなくなるのではないかとヒヤヒヤしていました。
しかし、最終的にはみなさんと良い人間関係が築け、とても良くして頂きました。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
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