社会福祉士の受験資格は、法令等により、福祉系の大学で指定科目を履修するか、一般大学卒業後もしくは実務経験4年以上で、厚生大臣の指定する養成施設を卒業すると与えられます。
◎大学等で厚生労働大臣の
指定科目を履修した者
- 福祉系大学(4年課程)を卒業した者
- 福祉系の短期大学・専修学校専門課程・各種学校(3年課程)を卒業した者で、1年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
- 福祉系の短期大学・専修学校専門課程・各種学校(2年課程)を卒業した者で、2年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
≪指定科目≫
- 社会福祉原論
- 老人福祉論
- 障害者福祉論
- 児童福祉論
- 社会保障論・公的扶助論・地域福祉論のうち1科目
- 社会福祉援助技術論
- 社会福祉援助技術演習
- 社会福祉援助技術現場実習
- 社会福祉援助技術現場実習指導
- 心理学・社会学・法学のうち1科目
- 医学一般
- 介護概論
◎大学等で
基礎科目を履修し、社会福祉士短期養成施設(6カ月)を卒業した者
- 福祉系大学(4年課程)を卒業した者
- 福祉系の短期大学・専修学校専門課程・各種学校(3年課程)を卒業した者で、1年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
- 福祉系の短期大学・専修学校専門課程・各種学校(2年課程)を卒業した者で、2年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
≪基礎科目≫
- 社会福祉原論
- 老人福祉論
- 障害者福祉論
- 児童福祉論
- 社会保障論・公的扶助論・地域福祉論のうち1科目
- 心理学・社会学・法学のうち1科目
◎社会福祉士一般養成施設等(1年)を卒業した者
- 一般大学等(4年課程旧制大学、大学校等を含む)を卒業した者
- 一般短期大学等(3年課程、高等学校専攻科、専修学校専門課程・各種学校等を含む)を卒業した者で、1年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
- 一般短期大学等(2年課程、高等学校専攻科、専修学校専門課程・各種学校等を含む)を卒業した者で、2年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
※2009年度より制度が改正され、実務経験2年の後6ヶ月以上の養成課程を経た者に受験資格を付与するように変更されます。
- 4年以上指定施設での相談援助業務に従事した者
◎福祉事務所の査察指導員等の実務経験が5年以上ある者
- 児童福祉司・身体障害者福祉司・査察指導員・精神薄弱者福祉司・老人福祉指導主事のいずれかの実務経験が5年以上ある者
※2009年度より制度が改正され、実務経験は4年以上に短縮し、その後短期養成施設において6ヶ月以上の養成課程を経た者に受験資格を付与するよう変更されます。