有料老人ホーム選び方

有料老人ホームの選び方「在宅介護の道しるべ」

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有料老人ホームの選び方について

数ある有料老人ホームの中から条件に合う施設を選ぶのは容易ではなく、かなり時間の掛かることです。

何から調べればよいのか、どんな点に注意すれば良いのかなど、有料老人ホームの選び方でチェックすべき項目をピックアップしてみました。

入居条件
老人ホームによって異なる入居条件。現在の身体状況だけではなく、将来的な可能性も考慮に入れて検討するようにしましょう。
立地条件
家族や友人宅が近くにある、交通の便が良く外出に便利、静かな環境で自然が多い、など、本人にとって一番好都合な条件を検討してみましょう。
設備
普段生活の拠点となる居室、他の入所者との共有設備、介護サービスを受ける際の介護設備など、イメージ通りかどうかチェックしておきましょう。
食事メニューの選択・ご飯の硬さやおかずの調理方法、塩分・脂肪分などの調整等、個別のケアに対応できるか、また別途料金が発生するのかなど。
費用
基本的に入居一時金と毎月の費用が発生しますが、経済的な状況や身体状況を加味しバランスの良い支払い方法を選択しましょう。詳細は >> 有料老人ホーム費用
医療体制
経管栄養・人工透析等の医療ケア、専門医の早期診断、２４時間態勢の往診協力医がいるかなどの緊急体制、看護師の体制、などをチェックしておきましょう。
苦情対応
オンブズマン制度を採用しているか、運営懇談会が機能しているかなどをチェックしておきましょう。
情報開示
重要事項説明書・入居契約書・管理規定・介護サービス一覧表・サービス料金表・特定施設利用契約書・財務諸表等一覧・消費生活条例による表示書面（東京都）は要確認です。
運営理念
運営理念が、その施設のサービスや雰囲気を作ると言っても過言ではありません。経営者の考え方やそれがスタッフにしっかり浸透しているかなども重要なポイントです。
スタッフ
各サービス部門に専門のスタッフがいます。人員が常に確保できているかも重要ですが、ケアマネジャーや介護福祉士などの有資格者数も確認しておきたいところです。
経営状態
倒産のリスクも考えておかなければなりません。財務諸表を参考にしたり、入居率・退去率やスタッフが少なくないかなどをチェックしておきましょう。
雰囲気
介護不要者と要介護者が共に生活する混在型、状況に応じてフロア分けするグループケア型、少人数単位で専門的なケアをするユニットケア型など、本人に合った雰囲気を選びましょう。
介護サービス
食事・入浴・排泄・歩行などを介助する身体介護や、掃除・洗濯・買い物などの生活援助など、今後本人のニーズに合っているサービスが提供されるかチェックしておきましょう。
退去要件
退去理由も様々なケースがあります。入居者側に責任がある場合は別ですが、老人ホーム側による退去要請はどのような場合発生するのかなどを確認しておきましょう。

上記のことを念頭に置きながら、具体的にまとめてみましょう。アウトラインが決まりましたらできる限りの情報を収集します。

新聞・雑誌・テレビなどのメディアをはじめ、書籍やインターネットなどを利用する方法があります。中でもおすすめなのが、有料老人ホーム検索サイトによる情報収集です。

■有料老人ホーム検索
ホーム名・物件名からの検索をはじめ、住所を入力して地図から探す検索や、日本全国の地域ブロックから都道府県→市区町村へとクリックするだけの簡単検索などがありとても便利です。

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