保健師国家試験とは、保健師助産師看護師法第18条に基づいて行われます。
保健師免許を取得するためには、看護師国家試験に合格した者で、所定の保健師養成課程(6ヶ月以上)を修了し
受験資格を得てから保健師国家試験に合格する必要があります。
≪受験資格≫
看護師国家試験に合格した者、看護師国家試験の受講資格を有する者で次のいずれかに該当する者
- 文部科学大臣の指定した学校において6月以上保健師になるのに必要な学科を修めた者
- 厚生労働大臣の指定した保健師養成所を卒業した者
- 外国の保健師学校を卒業し、又は保健師免許を得た者であって、厚生労働大臣が上記1,2に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者
≪試験内容≫
地域看護学、疫学・保健統計及び保健福祉行政論
≪試験日・合格発表日≫
試験日は例年2月下旬の日曜日で、合格発表日は例年3月下旬頃になります。
≪保健師養成所≫
- 保健師学校
看護師の基礎教育修了者が入学し、保健師の専門教育を受けます。
- 看護大学・看護専門学校(一部)
保健師・看護師統合カリキュラムを採用し、4年間で看護師と保健師の両方の受験資格を同時に得るタイプです。
※保健師専修・各種学校又は看護系大学を卒業すると、国家試験の受験資格の他にも
申請することにより養護教諭2種と衛生管理者資格、学校によっては養護教諭1種・社会福祉主事資格などを
取得することが可能になります。