現在、既に在宅介護されている方、病院や施設のお世話になっている方、
そろそろ親御さんの介護が必要になって来た方、将来的にご自身の介護を心配されている方など、
介護問題は身近な問題であり、家族で考えるべき問題でもあります。
その内・・・いつかは・・・なるようになるだろう・・・そう考えながら過ごされている方が殆どだと思います。
しかし、その日はいつか必ず訪れます。ある日突然かもしれません。
もし親御さんが要介護者になった場合、誰が面倒をみるのか話合いはできていますか?
結局みんな忙しいとかの理由で自分一人で抱え込んでしまうことになりませんか?
介護保険の内容はご存知ですか?どのようなサービスがあり、費用はどのくらい掛かるか把握してますか?
誰に相談すればよいのか知っていますか?・・・等々、突然そのような事態が起きるとパニック状態に陥るのは必至です。
このサイトでは、初めて介護を経験される方に、少しでもお役に立てればと思い、介護の基本的な情報を集めてみました。
私自身はと申しますと、高齢の父が現在老人介護保険施設でお世話になっており、
「在宅介護の道しるべ」というサイト名にもかかわらず、現段階では在宅介護できていません。
まだ在宅介護に向けて準備している段階で、自身のこれからの勉強も兼ねてこのサイトを作成した次第です。
なぜ、在宅介護に向け準備を進めているのか?現在、在宅介護されておられる方からは、そんな無謀なことはやめておけ、
とお説教されそうです。現に一部の親族や知人からも反対されています。
大変なことは百も承知です。
でも私はどうしても父親の面倒を自宅でみたいのです。
その理由は、介護体験記やコラムをご覧になれば理解して頂けるものと思います。
もちろん一人では到底無理でしょう。でも家族をはじめ、兄弟などの身内や施設の方々の援助を受けながらであれば、
きっと良い方法があるに違いないと確信しています。
冒頭にも書いたように、数年後、病床や施設のキャパがパンクし、介護難民が多数発生します。
そんな時代が来ても路頭に迷わないよう、介護地獄に陥らないよう、在宅介護の道を選んだ次第です。
もちろん、在宅介護したくてもできない状況の方がいらっしゃるのは事実です。
そのような方たちの施設を確保する意味においても、可能であれば在宅介護をする家庭が増えれば幸いだと思います。
あなたが高齢者になった時、毎日病院のベッドで過ごしたいですか?
施設で他人の人達と同じ部屋で生活したいですか?
ご自身の老後のこともしっかり踏まえ、日頃からご家族と話し合われる機会を持つことをお勧め致します。
2008年度中には、在宅介護を実現させ、新たな情報を随時発信して行くつもりです。
これから在宅介護を目指す方の指針になればと思っています。
まだまだ未完成なページも多いですが、自身の体験を踏まえて内容を充実させて行きますので、
どうぞよろしくお願いします。