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移動用リフト 福祉用具貸与について
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移動用リフト(つり具の部分を除く。)についてご紹介致します。
吊り具を用いて身体を吊り上げて移乗するリフトが主流です。
天井走行式、床走行式、据置式があります。
起居・移乗動作が全介助の人に有効で、吊られることに恐怖感を訴えなければ多くの人に使用できますが、
吊り具の装着が面倒で、取り扱いに時間がかかることをふまえておきましょう。
◎天井走行式リフト
人を吊り上げたまま天井に敷設したレールに沿って移動し、止めたい位置で停止し、人を昇降させることができます。
レールの敷設を延長すれば、居室内だけでなく、トイレや浴室など他の部屋まで移動することができます。
ただし、レールの取り付け工事は大がかりで、費用がかさむことをふまえておきましょう。
◎床走行式リフト
架台にキャスターがついたリフトで、押したり引いたりして床上を移動します。
床走行式リフトの架台ベースは車いすより大きく、廊下など狭い場所を移動することは困難で、
ベッドのある部屋の中だけで使われることが多いのが実情です。
畳で使用する場合は、板を置くなどして床のフローリングを整えておきます。
ベッドの下に架台が入らないと使えません。そのためベッドの下は空け、ベッドのフレームがぶつかるようであれば、
ベッド脚を補高しておきます。使わないときの収納場所が問題になりやすいことや、リフトの支柱が吊り具の
装着作業の邪魔になる点も考慮しておきましょう。
◎据置式リフト
やぐらを組んでその中にレールを設置したリフトです。
一部屋でしか使うことができないタイプと、やぐらとレールをつなげていき他の部屋まで移動することができるタイプとがあります。
家屋改造が全く必要ないか、やぐらのフレームを床や柱などにネジやボルト等で固定する程度の簡易な工事で設置できます。
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